私が言ったように、こんにち、人間ははるかに短気になっています - 人はすべてに迅速さを求めます。子供たちは料理を習いたくはなく、箱を開け、それを茹でて、食べます。これが、子供たちが学んでいる方法です。私が彼らに、「料理の仕方を知っていますか?」と尋ねれば、彼らは、「はい、私は料理の仕方を知っています。箱を開け、水を沸騰させ、包みを入れて、それを食べます」と言います。こんにち、これが料理です。彼らに何種類の野菜が入っているのかを尋ねれば、彼らはその包みの中の野菜の名前を言えないかもしれません。(笑) このようになっています。これが理由で短気が増えています。人々は非常に短気になり、何かを待つ時間を持てません。

 

そのような人、愚か者が、シルディババのところへ来て、言いました。「私はアートマグニャーナが欲しいです」。彼は、シルディババはとても力があり、何でも授けることができると聞いていました。その男は権力のある実業家でした - そこに座っている二人の仲間のようです。(笑) 彼らは何もかも、早く、早く、早く、と求めます。彼は、はるばるシルディまで来て、シルディババの許しもなく、そこに座りました。シルディババはいつも部屋の片隅に座り、全員が一人ひとり(彼のもと)へ行き、彼の祝福を受け、幾つかの質問をし、彼が答えたものでした。これが彼の日課でしたので、その男も列に並び、シルディババのダルシャンへ行きました。

 

シルディババが言いました。「なぜ、来たのか?」

 

「私はアートマグニャーナを得るために来ました」

 

彼は 「あちらに座りなさい。しばらくしたら、私があなたにアートマグニャーナを与えよう。ただ、あちらで座っていなさい」と言いました。

 

その男はそちらへ行き、隅に座りました。

 

それから、その男のために、ババは少年を呼び、言いました。「私は5ルピーの貸付金がほしい。ナンドゥー・マルワリがあちらにいるから、行って、彼からそれをもらってきなさい」

 

その少年はそこへ行き、マルワリの店が閉まっており、彼が店にいないのを確認しました。そこで、その少年は戻ってきて言いました。「彼はあちらにいません」

 

「ああ、どこどこへ行きなさい、何々へ行きなさい」と、ババは彼を5、6ヵ所へ送り続けました。その実業家は座って見ていましたが、シルディババは彼にはひとことも言わず、彼はババにうるさくせがみました。「おお、シルディババ様、早く私にブラフマグニャーナを与えてください、ずいぶん時間が経っています。私はずっと待っています」

 

シルディババが言いました。「待ちなさい、待ちなさい、与えるから、与えるから」。これが一時間続きました。

 

このあと、この男はとても怒って言いました。「あなたはブラフマグニャーナを与えると言ったのに、ブラフマグニャーナはありません。あなたは単に私に見させるだけで、何もしてくれないじゃないですか!」

 

そのとき、シルディババが言いました。「この間ずっと、あなたは少年たちが5ルピーの貸付金のために走り回っているのを見た。あなたがポケットを開けば、その中にブラフマグニャーナがある。(ポケットの中には)私が求めている貸付金の10倍、20倍、30倍のお金があるが、私が求めているとき、あなたは幾らかを取り出し、私に与えようとはしなかった。あなたはそんなにも自分の財産に執着があるというのに、どうしてブラフマグニャーナを得られようか? あなたにとって、それは不可能なことだ!」

 

彼のポケットの中に二枚の50ルピー紙幣がありましたが、ババが貸付金を求めているとき、彼は近くで見ているにもかかわらず、1ルピーも出してババに与えませんでした。これは、方法が間違っていることを彼に教えるために、ただババが演じたドラマでした。

 

(2017年4月 イギリス、本文21~22ページ)

⇒ BOOKLET:DIVINE VISIT TO THE UNITED KINGDOM 2017

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