私たちのマンディヤ校の非常に近いところに、聖人が住んだアシュラムがあります。彼のグルは、彼にマントラを与えて言いました。「このマントラを唱えれば、あなたは悟りに到達するだろう- しかし、条件がひとつある。このマントラを他の誰かに明かせば、悟りに到達することはできない。その効能は失われるだろう。他の人々は恩恵を授かるかもしれないが、自分がその恩恵を授かることはないだろう」

 

彼が次にしたことはグルを驚かせました。彼は町の広場に走っていき、ポストの上に立ち、叫び始めました。「聴いてください! ここにマントラがあります。これを唱えることによって、皆さんは悟りに到達します」。そして、それをすべての人々に明かしたのです。

 

グルは猛烈に怒りました。彼は言いました。「何をしているのだ? おまえはこれを他の人に明かしたのだから、悟りは得られないだろう」

 

彼が答えました。「私が悟りを得られなければ何だというのですか? このマントラが、そんなにも多くの人々に真我を悟らせ、誕生と死の悲惨さから彼ら自身を解放できるのであれば、そうしましょう、私のことは構いません。他の人々が幸せになることが、私の喜びです」

 

そのような心構えで他の人々のために祈る人を、神は確実に喜びます。そして、そのような心的態度を持つとき、神は人が他の人々のために願う恩恵すべてを必ず授けるでしょう。

 

(2017年4月 イギリス、本文28ページ)

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